HEP HALLがMartin Audio CDD Liveを導入
催事に応じたフレキシブルなレイアウト変更を可能にし、お芝居から音楽ライブまで幅広いイベントに対応する最新の音響システムが構築されています。
関西の流行発信地「HEP FIVE」のイベントホール
大阪梅田のHEP FIVEは、阪急梅田駅、JR大阪駅に隣接するファッションビルです。関西の名所を一望できる真っ赤な観覧車や、吹き抜けスペースの巨大なクジラのオブジェは、梅田のランドマークのひとつとなっています。
このHEP FIVEの8Fにあるイベントホール「HEP HALL」が、このたび設備のアップグレードを実施。Martin AudioのCDD Liveシリーズが採用されました。導入の経緯について、HEP HALLのマネージャーである丸井氏(ディージャムクリエイト株式会社)にお話を伺いました。
あらゆるイベントに対応できる柔軟なホールへ
丸井 HEP HALLはお芝居の会場として昔から人気がありました。しかし、常設のスピーカーはこれまでプロセニアム(舞台上部)のみだったため、上手・下手(L/R)の位置は持ち込みのPA機材に頼らざるを得なかったのです。
今回のグレードアップで移動型のCDD Liveを導入したことで、劇団(カンパニー)の皆さんもPA機材を持ち込まずに公演ができるようになりました。お芝居以外のイベントや音楽ライブなど、さまざまな催しに幅広く対応できるホールを目指しています。
CDDドライバーの特性と、フルDanteによる利便性
丸井 ステージの上手・下手には、CDD Live 12とSXP 118が1セットずつ設置されており、インフィル(補助スピーカー)なしでも広い指向角が維持されるという、CDDドライバーの特性が存分に活かされています。これ以外にも、モニター用として4台のCDD Live 12が用意されています。
上手袖に設置された電源ディストリビューションラックには、サーキットブレーカー付きのパワコン給電パネルが装備され、フレキシブルなレイアウト変更が可能です。また、信号の送受にはDanteネットワークオーディオが採用されており、電源とLANケーブルを接続するだけで音が出せる便利なシステムが構築されています。
パワードスピーカーがもたらす高い機動性
丸井 移動型を選んだのは、催しに応じたレイアウト変更に柔軟に対応するためです。ホール内だけでなく、たとえば1階のロビーに機材を持ち出してイベントPAを行う、といった使い方も想定しています。そういう意味でも、アンプ内蔵のパワードスピーカーであるメリットは大きかったです。
CDD Liveをはじめ、会場内ではYAMAHA QLコンソールやSHUREワイヤレスなど、フルDanteでシステムが組まれています。しかし、仮にロビーのイベントなどで簡易的なミキサーと組み合わせる場合でも、CDD Liveは設定変更の手間なくアナログ接続が可能です。これは「入力信号自動検出機能」の大きなメリットと言えます。さらにパワードスピーカーであればアンプラックを運ぶ必要もないため、移動時も少ない物量でスムーズに実施できます。
今後の展望
丸井氏は最後にこう締めくくりました。
丸井 見た目以上にパワフルなシステムだという点がとても気に入っています。これからたくさんのイベントで、このシステムをどんどん活用していきたいですね。

所在地:大阪府大阪市北区角田町5-15
事業内容:演劇はもちろん、お笑いライブや展示会など様々なイベントを実施するイベントホール