チュートリアル
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O-Lineは、均一な増幅を備えた標準セットアップにより、モジュール同士が連携して定義エリア全体に一貫したサウンドカバレッジを実現します。アレイ構成は、業界をリードする最適化ソフトウェアで決定され、必要な場所に正確に音を届け、反射や天井からの影響を最小限に抑えることが可能です。これにより、困難な音響環境でも高い明瞭度を確保できます。

さらに、DISPLAYによるDSP最適化と、iK81アンプやVIA2004+DX4.0コントローラを組み合わせることで、個々のエンクロージャやグループを独立制御し、最大限の性能を発揮します。DISPLAYの「ハードアボイド」機能や電子的に調整可能なカバレッジを活用することで、会場特性の影響を排除し、より精密なサウンドコントロールが可能です。
・高さ制限:機械的最適化+DSP最適化で対応
・美観要求:フラットなアレイでも追加DSPで補正
・会場変更:リグを組み直さず電子的に再調整
・多目的ホール:観客規模に応じたプリセット切替

O-Lineは、iKONアンプ、またはVIA2004アンプ+DX4.0コントローラーの組み合わせで駆動が可能です。
高電力密度と優れたオーディオ性能を持ち、各O-Lineモジュールを個別に制御。IIR/FIRフィルタリング、保護機能を搭載。
軽量・高コスパの4chパワーアンプと、4入力8出力の高性能コントローラー。96kHz処理とFIRフィルタで最適化を実現。
・アンプチャンネルとエンクロージャ数に応じて解像度を設定可能
・高解像度ほど会場全体の周波数応答とSPLが均一に
・One Box Resolutionでは、直接音を最適化しつつ残響を最小化
・VU-NETによるリモート制御・モニタリング
・フロントパネルでローカル操作も可能
・Dante対応でデジタルオーディオの分配・制御が可能

O-Lineは、8ボックスから1ボックスまでの解像度を拡張できます。
解像度が上がるにつれて、カバレッジ、一貫性、制御のレベルをさらに微調整できます。

16ボックス – 8ボックス解像度

16ボックス – 1ボックス解像度
各O-Lineアレイは、複数のモジュールを接続して構築され、用途に応じて最少4モジュールから最大24モジュールまで拡張可能です。この柔軟性により、バーやレストランからスポーツ会場、教会、駅のコンコースまで幅広く対応します。各モジュールはパッシブ2ウェイ構成で、中央に5つの小型HFドライバー、両側に低中音域ラジエーターを配置し、100°の水平定指向性を実現。高剛性・軽量コーンにより壁面の影響を抑え、内部の2.5kHzパッシブクロスオーバーが入力信号をLF/HFに分割します。

O-Lineは、カスタム設計のHFドームツイーターを5個並べ、各デバイス間の間隔はわずか0.83インチ(21mm)です。この狭い間隔により、高周波の垂直サイドローブが可聴帯域外にまで抑えられます。

これを市販の1インチ(25mm)ドームツイーターと比較してみましょう。メインローブ(赤ローブ)と同等の音量のサイドローブが8kHzという低い周波数でも現れます。これは可聴帯域内で十分です。

O-Lineは、小型ダイレクトラジエーターを使用しながらも、各モジュールに5つのHFデバイスを搭載することで、驚くほど高い高域出力を実現しています。これにより実効HFボイスコイル径は3インチ(75mm)となり、高周波でのパワーハンドリング性能も向上。ラインアレイで特に重要なHFセクションでの出力を確保しています。

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