チュートリアル
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Martin Audioの受賞歴を誇るMLAシステムの登場以降、プロオーディオ市場におけるサウンドエンジニアやプロモーター、そして観客の音響に対する期待値は飛躍的に高まりました。その革新的な技術を継承・進化させたのが、Wavefront Precision(ウェーブフロント・プレシジョン)ラインアレイシリーズです。
DISPLAYソフトウェアによる最適化制御と、独立ユニット駆動によって、これまでにない音の均一性・明瞭度・カバレージ制御を実現。さらに不要なエリアへの音漏れも抑制できる、次世代のラインアレイソリューションです。

Wavefront Precisionは、4モデル(WPL / WPC / WPS / WPM)を展開。専用のiKONマルチチャンネルアンプと連携し、システム構成に応じて制御精度を段階的に選択可能という、唯一無二の柔軟性を持ちます。
・ご予算や案件規模に合わせて最適な制御レベルを選択可能
・アンプ追加により、将来的な制御精度のアップグレードが可能
・会場に応じて必要なエンクロージャー数とアンプチャンネル数を選択可能
・小規模イベントから大規模ツアーまでレンタル費用の調整も柔軟に対応
この「段階的制御」というアプローチにより、コストパフォーマンスと音響性能を両立しながら、現実的かつ拡張性のあるシステム設計が可能です。

WAVEFRONT PRECISIONのエンクロージャーは、堅牢な積層合板構造とウレタン内蔵のメタルグリルで構成され、優れた耐久性と音響性能を両立。持ち運びやリギングを容易にするグリップ構造、安全で迅速なセットアップを可能にする3点支持リギングシステムにより、最大16キャビネットまでのアレイ構築が効率的に行えます。
Martin Audioが誇る水平方向の指向性制御と、長年培われた設計思想により、どの会場でも均一な音響カバレージとパフォーマンスを提供します。
DISPLAYは、±1dB以内の精度で音響シミュレーションを行う高性能モデリングソフトウェアです。バーチャル上で会場の音響環境を可視化し、スピーカーカバレージ、SPL分布、周波数特性の最適化を実現します。DISPLAYを使用することで、現場における「予測」や「勘」に頼らず、科学的に裏付けされた音響設計が可能になります。
・客席全体に均一な音質を実現
・非対象エリア(壁面・天井・バックステージなど)への音漏れを効果的に減衰
・安全性を考慮した包括的なリギング情報を提供
・算出されたDSPパラメータをiKONアンプへ自動転送(VU-NET経由)

Wavefront Precisionは、専用のiKONシリーズの高出力クラスDマルチチャンネルアンプと組み合わせて使用します。
また、外付けアンプ方式により、より多くのアンプチャンネルで個別エンクロージャーを駆動することで、DISPLAYでの制御精度がさらに向上。これはカバレージの緻密な調整や、会場特性の影響を最小限に抑えるために非常に有効です。固定設備においても、メンテナンス性の高さが大きなメリットとなります。
・Dante対応の高速イーサネット通信で安定した信号伝送
・1本のCAT5ケーブルでデジタルオーディオと制御信号を一括送信
・VU-NETソフトウェアによるシステム全体の制御とモニタリング
Wavefront Precisionは、Martin Audioがグローバルに展開する音響ソリューションの中でも、柔軟性・経済性・性能のすべてを兼ね備えたシステムです。どの国、どの会場でも、同じクオリティでサウンドを届けることができる、それがWavefront Precisionです。

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