中央アジアに位置する、旧ソビエト連邦のタジキスタンの首都、ドゥシャンベに昨年末新しいクラブ、「LOFT」がオープンしました。最新の技術と親しみやすい雰囲気がうまく融合し、国内外のアーティストやミュージシャン、DJといった人たちにとって、非常に魅力的な場所が創られました。

オーナーは音響面と照明において、ドゥシャンベ内で一番のクラブを創りたいという強い希望があり、モスクワを拠点に活動しているデザインとシステム施工会社のムツトーグPROに委託しました。ドゥシャンベにあるクラブの中で、ラグジュアリー感あふれる素晴らしいベニューの誕生はマーチンオーディオ社のスピーカーを導入することにより良い結果を導き出し、クラブにとってポジティブな未来が約束されるでしょう。

メインのスピーカーは5台のW8LMラインアレイに加えてW8LMDダウンフィルをステージ両サイドに設置しました。いくつかのBlackline +のF12+スピーカーがインフィルに使われた他、カラオケ・ゾーンにも設置されています。サブウーファーにはWLXGSを用い、ステージモニターとダンスエリアにはLE1200Sモニターと、マーチンオーディオ社の多彩な製品がいたるところに設置されました。

DanteとMADIを共存させたインフラは会場内中にめぐらされ、BSS Soundweb　BLUプロセッサーでコントロールされています。

この施工に際し、トラス機構やパーツ類のセット、ケーブル配線、音響と照明の設定やチューイングは、たった15日間という非常に短い、限られた時間で先ほどのムツトーグPROが全てを行いました。

オープニングの日には、来場したオーディエンスとオーナーの両方から技術的な面でも非常に高い評価をうけました。今では、ダンスフロアには様々なドゥシャンベの色々なタイプのゲストを迎えるようになり、昼間はカフェ営業でもにぎわっているそうです。