Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2020年7月27日

ベルファストの聖マーク教会がO-LINEを採用

ベルファストのダンデラ地区にある聖マーク教会には、素晴らしい文化財があります。作家CS Lewisと強い繋がりがあるのです。(彼の祖父が教区の最初の牧師であったため)

有名なゴシック様式建築家であるWilliam Butterfieldによって1876年に設計されたこの教会は、Martin AudioのパートナーであるRea Soundと協力してサウンドシステムの見直しを行い、礼拝堂用にスマートで目立ちにくいO-Lineを採用しました。

Rea Soundは2007年に発売されてすぐのO-Lineをアイルランドの教会市場に導入してきました。教会の予算が許す限り、このソリューションをずっと提案し続けています。「10人中9人は私たちがデモするまで、この小さなアレイからこのような明瞭な音響再生が実現するとは信じません。」Rea SoundのMcMulla氏は言います。

この案件では、教会は長い長方形の空間で、前方から後方にかけてその明瞭さを提供する効率的なサウンドシステムを必要としていました。「同時に、視覚的にスピーカーが見えるようにはしたくなかったので、O-Lineは当然の選択でした。」

教会は、教会系雑誌の広告を見つけて2018年にRea Soundに初めてアプローチしました。「以前のPAシステムはハイインピーダンススピーカーで、教会の中央や後方では音が聞こえませんでした。」Rea Soundプロジェクトマネージャーは説明します。「施工会社にスピーカーを柱につけたいと言ったらしいのですが、以前の音響会社では彼らの希望は叶いませんでした。」

Rea Soundは、8本のO-Lineモノアレイでデモを実施しました。「合唱団の責任者、司祭、オルガン演奏者にカバーしたい領域の音質を聞いてもらいたかったんです。皆驚いていましたよ。」
これによりRea Soundは契約を勝ち取りました。

教会の前方から後方までの距離は28m(文化財部分も含む)でした。Rea Soundは建物を5つのサウンドゾーン(3つのO-Lineゾーンを含む)に分割しました。彼らのソリューションは長方形の長さに沿って均等にカバレージを提供するため、カミシモに8台アレイを2か所吊り、中央に12台アレイを2か所吊りました。これらは地上から6mの高さです。

会衆エリアへのカバレージと言葉の明瞭さは今や比べるまでもなく、残響時間も最小限に抑えられました。さらにMartin AudioのCDD5が、Allen&Heath Qu-16デジタルミキサーを介して、説教壇の背後にある聖歌隊席にカバレージを提供します。3つ目のCDD5が新築されたキリスト像のところにも入りました。

Roger McMullan氏の持論では、この反射のないほぼ完全なルームアコースティック環境は、天井が地元原産のベルファストリネンで覆われているという事実に基づいています。「その生地はおそらくかなり役に立ちます。私たちはデジタルワイヤレスシステムを含め、要求されたものを正しく提供しました。」と彼は説明しました。「今、バンドもサブウーファー追加することなく、フルレンジシステムとしてO-Lineを使って演奏することができています。」

Vestry委員会のSarah Bass博士は次のように述べています。「この結果とRea Soundのオーディオパッケージの提供に非常に満足しています。すべての座席のオーディオ品質はまさに私たちが望んでいたものです。」

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