InterBEE2016出展&BlacklineXがアジア初お披露目
去る11月16日から3日間にわたって、今年も幕張メッセで日本最大規模のサウンド・映像機器の展示会であるInter BEE2016が開催されました。出展者数は国内外から1,090社、来場者数はのべで38,047人となり、どちらも過去最高の記録となりました。私どもマーチンオーディオジャパンでは、自社ブースでの展示の他、実際に音を聴いて頂ける機会を複数用意し、製品のご紹介を行いました。
多くの音響機器メーカーがブースを展開したホール2では、常設ブースを設置し、新製品のCDD-LIVE!シリーズやBlacklineXを中心に、人気商品のDD6, XDシリーズやCDD製品を展示いたしました。気になる製品の質感や重量感など、手に取って確認する方が多くいらっしゃいました。また、イギリス本社のスタッフや技術スタッフもブースに立つことで、最新情報のご案内や、製品のスペック的なこと、操作方法などについても詳しく説明するシーンも見られました。
また、イベントホールで開催されたSRスピーカー体験デモ「インタービー・エクスペリエンス」には中・大型ラインアレイスピーカーとして、MLA コンパクト(MLAC)で11月17日(木)と18日(金)に参加致しました。イギリス本社から開発者でもあるジェイソン・ベイヤード氏を招き、彼自身によるプレゼンとデモンストレーションの形をとりました。MLAシリーズの簡単な紹介に続いて、今回は2種類のサウンドパターンを用意して、それぞれを切り替えることで、MLACのパワーや均一性だけではなく、コントロール性の高さも感じて頂けたことと自負しております。両日ともこの試聴会はおかげ様でとても好評を頂き、終了後は、予想を上回る沢山の方から、具体的なご相談や、お問合せを頂戴しました。
更に17日(木)には、隣接するホテルニューオータニ幕張「翔の間」において、自社主催で新製品ご案内会を開催いたしました。こちらの催しでは、既にご好評いただいているCDD-LIVE!シリーズと、新製品のBlacklineXシリーズをアジア地区初のお披露目と銘打ってご紹介致しました。エクスペリエンスと同様に、開発・設計の責任者であるジェイソン氏によるプレゼンで、それぞれの特徴や特性についてご説明した後、個別に実際のサウンドを聴いて頂きました。
CDD-LIVE!シリーズは、マーチンオーディオジャパンとしては2度目の公式の試聴となりましたが、それぞれのサイズごとの比較や、非対称拡散特性のサウンドをリアルに体感して頂きました。BlacklineXシリーズは、アジア地域も含めて、公式では初めての試聴の機会となりましたが、サウンドはもちろんのこと、外見やつくりも含めて皆さん熱心に確認していらっしゃいました。
間際のご案内ではありましたが、北は北海道から、南は九州、福岡や鹿児島まで日本各地から沢山の方に足をお運び頂きました。デモの終了後には、簡単ではありましたが立食形式のパーティーを併せて行い、ご来場いただいたゲストの方々から直接感想や今後のご要望を伺うこともでき、私どもにとりましても、とても有意義な時間となりました。この場をお借りしてではありますが、ご来場頂いた皆さま、ご協力賜りました関係各位にお礼申し上げます。ありがとうございました。