MLA CompactがLINGFIELD PARKの花火をサポート
2年目の成功となるAvensysLiveによるMartin Audio MLA CompactのPAがシドニーLingfield Parkリゾートの花火大会で使用され、会場との間で新たな3年間の契約が継続することとなりました。
同社の責任者であるAngus Galloway氏は、彼らがMLA Compactをこのイベントに最適なものであると認めて、今後も使用し続けたいと思っていることを確認できたと言います。理由として彼は述べます。「Display2ソフトウェアを使用して、客席外のエリアの騒音レベルを最小限に抑えられるからです。我々はMLA Compactが作り出すパワーや音質や明瞭度も気に入っています。」
同社は16本のMLA Compactと8本のWS218Xサブウーファーを使用、それぞれ4/2のスタックを4か所に設置しました。スタックはLiteDeckの1.2mの仮設台の上に、観客エリアにまんべんなく広がるように設置されました。
入力信号は事前に録音されたポップミュージックのミックスが花火と同じタイミングでトリガーされるようになっていました。花火自体は15分程度のものでしたが、前後にほかのアミューズメントやアトラクションが様々執り行われました。
「会場はイベントの最中、近隣を気にする必要がありました」Galloway氏は続けます。騒音規制を言われることはありませんでしたが、MLA CompactとDisplay2ソフトウェアはオフサイトの騒音を間違いなく抑えたはずです」
Angus Galloway氏はシステムテックとしても活躍し、Display2ソフトウェア上でオーディエンスエリアを設定し、どこでも均一なカバレージを実現しました。この作図ではホテルのスイートルームの突出したバルコニーの段床も計算に含まれています。YAMAHA QL5を操るオペレーターBen Moore氏やNeal Mackay氏、Adam Riggs氏、Ollie Cross氏といったほかのクルーの手助けも幸いしました。
結論として彼は言います。「このイベントでの我々の目標は、花火の音と音楽、そしてオーディエンスエリアをきちんとカバーしつつ、オフサイトでの騒音を最小限にするというバランスの話です。」
彼はもともとプランしていたまさにその通りの結果を出せたと言います。「昨年も同じセットアップでやったんだ。でもサウンドはどんどん良くなっている。Dsiplayソフトウェアの進化だね」