Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2020年7月20日

BENDORFのサマーフェスティバルでMARTIN AUDIOのWPCが活躍

ドイツのコブレンツ郊外にある町Bendorfは、サマー・インザシティ・フェスティバルを長年にわたって開催しています。コロナウィルスの大流行に負けることなく、今年も夏祭りが開催されました。

最初の10年間は町の中心部にある広場、Kirchplatzで週末のみのイベントとして運営されていましたが、今年は8月の終わりまで開催されることになりました。最大350名(アーティスト、技術クルー、スタッフを含む)のキャパシティーのうち、イベントに使用できる座席は300席のみ、ソーシャルディスタンスを確保するという条件下で行われました。

夏のシーズンを通して使用されることになったサウンドシステムはMichael Enchelmaier氏のレンタル会社であるEvent&Veranstaltungstechnik Enchelmaier(EVE)が導入したMartin AudioのWPCです。これは同社が提供する主力機材です。

Martin Audioの17年来の顧客であるEnchelmaieris氏はWorking Group Bendorf Rockfestivalの責任者でもあり、過去35年間、イベントの開催や町でのロックイベントやフェスティバルを推進してきました。

「仕事が増えてきたので、2018年からこのフェスティバルの積極的なプロモーションを止めていました。しかし今回コロナが我々に、このロングフェスティバルを通して、文化と音楽が今もなお必要であることを示すという目標を与えた形になりました。」

どのように許可を取得したかについて彼は言及しました。「政府からの詳細な安全衛生基準をもらいました。それを順守することができれば、地方の規制当局にイベントを実施する許可を得ることが出来るのです。」

町自体はライン川沿いにあり、今年はコロナコンサートと名付けられたこのフェスティバルの会場の背後には2つの教会があります。正面側には2007年にMichael Enchelmaier氏のアドバイスに基づいて建設された10m x 5mの高台があるので、その上にステージを簡単に建てることができました。同時に、マルチケーブルが地下に埋設され、アナログとデジタル(BNCおよびCAT5e)回線が準備されました。

10 台のWS218Xのブロードサイド・カーディオイドアレイと1組のW8LMフロントフィルと共に、各サイドに吊るされたメイン、8台のWPCは、4台のiK42アンプを使用し2BOX解像度で駆動されます。アコースティックショーや演劇では、サブの数を減らして使用します。(または完全になくなります)

EVEのシステムテックであるTim Gruber氏は、システムをプログラム且つ最適化し、Hard Avoidを使用して27メートル離れた近隣の建物への音を遮断しました。さらにブロードサイド・カーディオイド・サブウーファーのセットアップは、後方の低域SPLを低減しました。
その結果最初のショーの音質は最高だったとMichael Enchelmaier氏は言及しました。「観客を含む誰もが完全に楽しんでいた。あらゆる音量レベルでの音質が優れており、スムーズでハイファイな高音域が得られました。」

EVEにとって、驚くべきことは何ひとつありませんでした。「これは私が今まで使用した中で最高のシステムの1つであり、多くの顧客がこれを求めています。まだかなり新しいですが、アーティストからの使用機材リストに名を連ね始めています。」

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