Wavefrontシリーズ新製品 WPLが発売されました
Martin AudioのWavefront シリーズ新製品、WPLが発売されました。
Martin Audioで過去最速の販売数を記録するラインアレイシリーズの最新作となるWPLは、高いパフォーマンスと制御性能、フレキシビリティを大規模なツアーや設備音響で発揮します。iKONマルチチャンネルアンプやDISPLAYソフトウェアによる最適化制御、VU-NET™コントロールプラットフォームを含んだ完全なシステムとして設計されており、スタジアムコンサートや野外フェスからアリーナや劇場への設置において、初期導入費用が抑えられるのも特徴です。
完全なシステムという発想で、WPLアレイはその特性を最大限生かし、操作しやすく、また簡単に使用できます。全周波数帯域でMartin Audioのトレードマークであるホーンローディング技術を駆使することで、超高出力を実現する3WAYのバイアンプシステムは、中域や高域と同様に低域でもホーンロードでアコースティック出力を最大化することが出来ます。ミッドレンジホーン設計と、小型の高域ダイアフラムドライバーの使用により実現された4kHzというクロスオーバーポイントは、WPLが従来のデザインよりもひずみを抑えた美しい高域を提供することを意味します。大型ドライバーからは達成できない再生能力です。各ホーンのスロート部分に位置するくさび型の「ウェッジ」が初期波面を整え、高域セクションが正しいラインアレイウェーブフロントとして機能します。
優れた音響パフォーマンスを提供するのと同時に、ツアーの音響クルーや設置環境で起こりうる日常的な課題にも対応できるように設計されています。コンパクトなサイズとたった64kgの軽いボディは、現場での運用を詳細に検討した結果誕生しました。便利なアクセサリーで移動を容易にし、設置作業を短縮することが出来ます。
Dom Harterは、次のように述べています。「マーティンオーディオの2018年の記録的な売上高は喜ばしく、2019年も同様に続くように努力していきます。 WPLはお客様に喜ばれる手頃な価格で、最高のサウンド、最適化、および制御を迅速なセットアップと効率の追求で追い込んだ、魅力的なシステムで、世界中で既に多くのシステムの注文を受けています。このシステムは来たるツアーシーズンでの多くの会場で活躍するでしょう。」
WPLは2月のISEで展示され、3月のMartin Audio UK Open Dayでデモが行われます。