Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2022年1月5日

Ministry of Soundの“THREE DECADES OF DANCE”に貢献するMartin AudioとRG JONES

Ministry of SoundはO2アリーナにてスタイリッシュで壮大なダンスコンサートを行いました。Paul Oakenfoldや他のゲストDJ、London Concert Orchestraのコラボレーションによるダンスクラシックス50曲で彩られました。

「Ministry of Sound Classical presents Three Decades of Dance」では往年のダンスミュージックを堪能出来ます。世界中のMinistry of Soundのクラブでも聴くことができるMartin Audioのシグネチャーサウンドは、今回はRG Jonesによって提供され、Phil Wright氏によってミックスされました。彼はMartin Audio製品史上最高且つ数々の受賞歴を持つMLAシステムに絶大な信頼を置いています。

RG JonesはMinistry of Soundのいくつかのイベントに機器を提供してきました。Raymond GubbayとイベントをプロデュースしたことのあるプロモーターのCoalition Presentsのもと、今回は片側18本のMLAをチョイスしました。これは同じ会場で行われたミュージカル宇宙戦争と同様の構成でした。両側に吊られた12台のMLA Compactがアウトフィルを提供し、ブロードサイドカーディオイドアレイ仕様の16台のMLXサブが、DJパフォーマンス用の円形スクリーンに囲まれたセンターステージの2mの中央ギャップに設置されました。さらに8台のDD12が数台のMLA Miniとともにフロントフィル用に設置されました。

プランはRG JonesのJack Bowcher氏が行い、彼の同僚であるSam Millen氏がラック組みや、DanteとAESのインフラのネットワーク構築などのスタンバイ全般を担当しました。彼はDoug Hunt氏と一緒に現場のテックも兼任しました。

Millen氏は次のように述べています。「システムを細かく制御するために、Merlin(Martin Audioのデジタルスピーカー管理システム)を使用してより多くの出力系統を準備することで、優れたサウンドのPAの実現に努めました。それからPAのタイムアライメントを行い、Dougと一緒にシステムを調整しました。」アリーナ後方の反射を回避するためにはMLAのHard Avoid機能が活躍しました。

これはPhil Wright氏にとって、96チャンネルのDiGiCo SD12でサウンドをミックスするのに最適な環境でした。「私たちは結局すべてのチャンネルを使用しました。」

8,000人の観客が入ったO2を担当するのは彼にとって初めてでした。「4人のDJが参加する大音量のショーでしたが、オーケストラも主役にする必要がありました。地元のプロモーターはPaul Oakenfoldが比較的早いタイミングでピークに達することを恐れていましたが、オーケストラの登場に合わせて、さらにレベルを上げることができました。」

MLAについて彼は述べています。「DISPLAYソフトウェアのHard Avoid機能を使用して、後方のスラップバックを回避することができました。ダイレクト音と反響音とのエネルギー比は驚くべき結果でした。」

オーケストラ全員がIEMを装着し、ほとんどの楽器はDPA CORE4099マイクを付けていました。「このセットアップとPAの組み合わせは素晴らしかったです」と彼は言います。

「PAに近接しているにもかかわらず、MLAの後方では大幅なリジェクションを達成しました。これによりハウリングなしに105dBで快適にミキシングできました。観客は常時約102dBで叫んでいたので、それを超える必要がありました。」

彼はMLA/MLXのコンビネーションのパワーについても述べています。「必要であればさらに15dBのマージンがありました。非常に大きいシステムなので、少し触るだけでインパルスは身体に響き、胸を掴みました。」

今回はMartin Audioの親会社Focusriteも、RedNet Audio-over-IPソリューションとShurePSM1000イヤフォン用のDante A6RMkIIアナログインターフェースとともに参戦しました。

RGのその他のスタッフは、Rosie Tarrant氏(ステージ&RFテック)、Leigh Davis氏(ステージ&パーソナルモニター)、Nathan Kennedy氏(PAテック)でした。

Photo credit: Luke Dyson.

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