Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2015年10月13日

CDDイントロダクションセミナーを開催

2015年9月、MartinAudioよりリリースされた新製品CDDシリーズ(Coaxial Differential Dispersion/同軸非対称拡散特性)のイントロダクションセミナーを開催いたしました。今後のCDDの飛躍的な活躍を期待して、関東は神奈川県の鶴見サルビアホール、関西は大阪市青少年センターKokoプラザにて、それぞれ1日ずつの開催となりました。MartinAudioの固定設備向けスピーカーとしてはAQシリーズ以降、約7年ぶりの新製品です。

注目すべきは、パッシブ2WAYの同軸でありながら、上下非対称の拡散パターンを持ち合わせるという画期的な特許技術を搭載しているところでしょう。残念ながら開発者のJason Baird(フラッグシップ製品MLAを開発した人物でもあります)は日程が合わず来日することはできませんでしたが、試聴会に向けてのビデオメッセージを会場へ届けてくれました。

製品詳細のプレゼンテーションでは、CDDシリーズの特性、拡散パターンなどを実際に見聞きしていただきながら、分かりやすくご紹介して参りました。ラインナップはハイボックスで6機種CDD5、CDD6、CDD8、CDD10、CDD12とCDD15、サブウーハーで4機種CSX112、CSX212、CSX118と、CSX218全ての機種をご用意。各機種の出音のみでなく、最大の特徴である革新的な指向性を体感いただくために、バトンの中央にCDD10をモノラル設置し真下へ、CDD10の指向角110°を線で表し、近場でも広い指向角を持ち、スピーカーの正面から会場の隅でも音質が変わらず、広く均一なカバーエリアを体感していただけたと思います。

フリータイムでは参加者の皆さまのリクエストに応えて、プレゼンテーションでご紹介した組み合わせ以外のハイボックスとサブウーハーの組み合わせを試したり、持ち込みの音源で再生したり、高さを変えたり、出力レベルを上げ下げしたりなど、弊社にとっても非常に興味深い時間となりました。

主に設備業者様の参加が多くなった今回の視聴会、参加された方から「ホールに最適。ステフロ、プロセ、サイドカラムなど色々アイデアが湧いてきた」「指向性の具合がわかって良かった。非常にユニ−クだ」「具体的に使えそうな現場がイメ−ジできた」などなど、ご好評の声をたくさんいただくことができました。

番外編として前々からシーリングを聴いてみたいとのリクエストが多かったので、弊社の技術部によるオリジナルボックスに埋め込んだシーリングスピーカーC4.8T/C6.8T/C8.1Tをご用意し、CDD同様にバトンへ設置をして実際に音出しをさせていただきました。

参加者の皆様は独特な指向性を確認すべく、会場を動き回っていただけたりと、試聴するだけではない動きのあるセミナーとなりました。
今後も皆様にご興味を持っていただけるようなイベント、セミナーを開催していきますので、今回来られなかった皆様も是非今後の展開にご期待ください。

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