Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2019年9月10日

MLAが完遂したBritish Summer Timeの7年

Hyde Park festivalの開催地の契約が再び更新されたことで、Barclaycard presents British Summer Timeにかかわるすべての人々は、この7年間の栄光が、以前は不可能と考えられていた場所での開催が実現出来た証明だととらえました。

プロモーターのAEG Liveは、これがCapital Soundを含むテクニカルコンダクターのおかげだったと明言しました。さらに彼らが持ち込んだMartin Audioの画期的なMLAがその求められる環境において、会場内と会場外の両方で要求された仕様を満たすユニークな性能を発揮したことにも言及しました。

今年も例年通りアコースティックコンサルタントのVanguardiaによってチェックが行われる中、Martin AudioのDisplayソフトウェアで最適化されたMLAは、2週に渡りBarbra Streisand、Celine Dion、Josh Groban、Bob Dylan、Neil Youngといった幅広いアーティストのパフォーマンスをサポートしました。

Capital SoundのアカウントマネージャーMartin Connolly氏は、Barbra Streisandがイベントの良い滑り出しを演出し、彼女とCeline Dion、Josh Grobanの声の明瞭さがイベントに新たな広がりを加え、最後の日曜のRobbie WilliamsとKeaneはBritish Summer timeの締めくくりにふさわしかったと伝えました。

これを実現させるため、Great Oakメインステージでは片側16本のMLA+MLDダウンフィルをカミシモに、サイドには13本のMLA+MLDダウンフィルを設置しました。サブはカーディオイド設定された32台のMLXで構成されました。(21台前向き、11台後ろ向き)

さらに12台のMLA Compactがフロントフィルとして用いられ、これら全MLA製品は同じネットワークで接続されました。

フィールドの外側ではメインの10基のディレイタワーが設置され、これらは7台のMLAと1台のMLDで構成されました。また12台のMLXサブが使用されました。No10とNo11のディレイポジションには8台のMLA Compactを配置。Martin Connolly氏によると、今年わずかに変更したのはNo9のディレイポジションにMLAをさらに2台追加して強化したことです。会場の現在の奥行を考慮して、フィールドの後方を重視してのことでした。

Martin Audioのシステムは他の場所でも使用されました。Barclaycard Stage (Stage 2)では、14台のカーディオイド設定のWS218Xと共にMLA Compactが片側8本使用され、4台のDD12がフロントフィル、2台のMLA Compactがステージ上手にアウトフィルとして設置されました。

プロダクションマネージャーのMark Ward氏は音響の観点から考えて、今年のイベントも、これまで7年間の全ても大成功だったというMartin Connolly氏の評価を支持しました。「British Summer Timeが始まった2013年からCapital Sound の技術とMartin AudioのMLA PAの使用に頼ってきました。今年も例外ではありません。」

「2018年以降、システムレイアウトとドライブ方法に微調整を加えながらも、サウンドは会場内外両方で基準値に収まり、厳しい環境として知られるHyde Parkでも快適なサウンドを作り出すことが出来ました。」

「その結果、観客、Royal Parksチーム、乗り込みエンジニア、さらに自治体はPAチームに感謝し、そのシステムを非常に喜んでくれました」
このPAチームとはチーフのAl Woods氏、FOHエンジニアのChris Whybrow氏、システムエンジニアのToby Donovan氏らです。

「BSTとの7年間にわたる関係は会場外のSPLリミットに合わせて観客へのオーディオクオリティーを妥協する必要がないと証明してくれています。」Martin AudioのマネージングダイレクターDom Haeterは締めくくります。「全会場でのシグネチャーサウンド、均一性、制御を長年にわたり提供し続けてくれた全テクニカルチームには感謝しかありません。この先もずっとこの関係が続くことを願っています。」

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