Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2023年10月20日

両国国技館にWPS他、Martin Audioが大量導入

両国国技館、それは日本の国技である相撲を目的とした唯一の建築物であり、数々の歴史的な取り組みが行われてきました。相撲の歴史は2000年ほど前に始まったと言われています。そして現在のスタイルになって定着したのが約300年前となります。

相撲は日本に定着し、国技となり引き継がれてきました。それゆえ日本人で両国国技館という名前を聞いたことがない人はいないというくらい有名な建築物です。力士はここで賜杯を手に取ることを夢見て毎日稽古をしています。相撲は日本の国技ゆえ天皇陛下も観覧に訪れることもあり、陛下のための席も用意されています。

両国国技館では相撲をやっていない期間には様々な催しが行われます。プロレス、コンサート、企業イベントなど多種多様な用途で使用されます。

下記、赤塩氏のコメントです。
「相撲では土俵上で取組中に発せられる、小さな音からを大きな音までバランスよく再生可能なシステムが求められます。また、2階椅子席の最後列まで、小さな音がしっかり聞き取れることで、臨場感あふれる取り組みが楽しめます。この課題がクリアーできるシステムを構築したいと考えました。

今回のシステム更新に際して、WPSを中心にした構成が、サイズ、重量、明瞭度、SPL、コントロール性能など国技館が求める、様々な催しにも対応できる優れたシステム構成であると、Display3によるシュミレーションを繰り返し確認できました。WPS以外にSXCF118のカーディオイドサブウーハーを追加し、要望の多かった重低域の充実をはかりました。またTORUSを真下向けに設置し、土俵上に吊られた屋形にの影響で明瞭度を得ることが難しかったエリアへも容易に音を届けられるようになりました。

催物に際しても、様々な要望に柔軟に応えることが出来る良いシステムになりました。」

調整をしたオーディオブレインズの太田の意見です。
「伝統ある両国国技館の調整は初めてでした。調整は測定器に頼ることなく赤塩氏と実際に音を聴きながら作業を進めました。垂直方向において最後部で明瞭度を保ちながら反射も抑える、いわば相反する課題へも容易に追従してくれました。」

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