Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2022年10月18日

Shrewsbury Flower Festivalで花咲くWavefront Precision

イギリスのアウトドアシーズンに開催された園芸フェアの参加者は、フェスを楽しむ音楽ファンと同品質のオーディオ体験を味わうことが出来ました。

BSB SoundのオーナーであるMartin Bickley氏は、様々な屋外イベントにPAを提供する会社を経営しています。毎年開催されるShrewsbury Flower Showの場内アナウンス用のスピーカーが古くなって危険なため、極上のオーディオシステムを探していました。そこで彼は長年付き合いのあるRobin Dibble(Martin Audioの製品サポートチームに所属)に連絡を取りました。

このショーはこの種のイベントでは国内最高クラスと言われており、一流の出展者がイギリス全土からセヴァーン川のほとりの会場に集まります。イベントとその要件を調査するために会場を訪問した後、DibbleはMartin AudioのWPLアレイ2基をタワーからフライングするように提案し、その間口にSXHサブウーファーのブロードサイドアレイを、間隔を空けて配置することを提案しました。これによりハイクオリティなオーディオで会場全体に均一なカバレージを提供できます。

Bickley氏はブリストルを拠点とするMartin AudioパートナーのSWG Eventsに連絡を取り、Wavefront Precision WPLをレンタルしました。2つのタワーもSWGの提供で、オーディオ部門の責任者であるSimon Purseがセットアップをサポートしました。

「イベント会場外との境に74dBAの制限を設けつつ、会場内のレベルは維持しながら、150mの距離にわたって一貫した品質と明瞭度を確保する必要がありました。会場は少し窪んだ場所にあり、夕方にはレーザーディスプレイを使用したミリタリーバンドやコンテンポラリーバンドのパフォーマンスが行われました。それ以外の時間でも日中に行われた品評会でのイベント結果がしっかりと放送されることが求められます。ここでブロードサイドアレイである12台のSXH218サブウーファーが真価を発揮しました」とDibbleは言います。

DISPLAY2ファイルはRobin Dibbleが準備し、Purseが使用するアンプにアップロードを実施、セットアップ日に微調整が行われました。「珍しい形状且つ初めての会場だったため、正確なサイト情報を得ることが主な課題でした。そこでSketchUpを使用して地形マッピングを行い、セットアップ中に現地で調整しました」とDibbleは説明しました。

スピーカーから50メートル後方に設置された解説者席のデスクから音声がミキシングされました。会場全体の設計を担当したRobin Dibbleは結果に非常に満足していました。「このイベントはレベルを上げることよりも、カバレージの均一性を達成することが全てでした。結果として非常にうまく機能し、素晴らしいサウンドでした。」

Martin Bickley氏も同意しました。「Shrewsbury Flower Showは、我々BSB Soundにとって思い入れの深いイベントです。10,000人以上の人々が川のほとりに座って品評会をはじめ、様々なエンターテイメントを楽しむことができます。」

「結果は驚くべきものでした。観客エリアの均一性と品質の向上は本当に目を見張るものがあり、BSB Soundチーム全員がその成果に感銘を受けました。このイベントでのパフォーマンスを受けて、WPシステムの購入を検討しています。」

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