LVT AUDIOがガイアでの8日間のフェスティバルにMLAコンパクトを使用
昨年4月、ポルトガルのポルトを拠点とするレンタル会社LVT Audioは大型のMartin Audio MLA CompactとMLA Miniアレイシステムを購入しました。
ディレクターのMiguel Lindo氏は次のように述べました。「私たちは会社の設立当初から、Martin Audioに信頼を置いてきました。」
MLAの導入は、リスボンで開催されたRock In Rioフェスティバルでの彼らの体験がきっかけになりました。アリーナからフェスやツアー、企業イベントまで、パンデミック前のあらゆる種類のショーを含むワークリストで活躍する機会があると感じたのです。
彼らは、同郷の友人であるJoe Limas(北アメリカMartin Audioの製品サポートエンジニア)に機材の選定を依頼しました。「彼は私達が知っている中でも最高のプロフェッショナルです。」とLindo氏。「今年の3月、彼がチーム全体にトレーニングをしてくれました。」
LVT Audioの最新の仕事が、注目を集めるNoites de Verao em Gaia(Gaia Summer Nights)です。これはPEV Entertainmentによって、夏の終わりにポルトのガイア地区で開催された8日間のフェスティバルです。場所はLavandeiraのMunicipal Stadiumのオープンスペースでした。
「これはパンデミックの最中にポルトガルで開催された最初のライブイベントでした。すべてのセキュリティ対策は地方自治体とイベントプロデューサーによって行われ、ソーシャルディスタンスショーのモデルケースになりました。」とLVT社員。
フェスティバルのラインナップには、Xutos&Pontapes、Miguel Araujo、Mariza、Pedro Abrunhosa、Herman Jose、Ana Mouraなど、国内最高のアーティストが登場しました。各日2,000人を上限としていましたが、全て売り切れとなりました。
サウンドシステムのプランは、LVTのシステムテックであるAntonio Costa氏に一任され、各ハングにMLAコンパクト14台とDSXサブウーファー16台を設置しました。ニアフィルはさらに4台のMLAコンパクトで構成され、ステージにはアーティストのモニター用に12台のLE1500、サイドフィルはW8CとWS218Xサブウーファーが各4台で構成されました。
現場の音響調整はMartin Audio独自のDISPLAYソフトウェアを使用して処理&最適化され、イベントは大成功を収めました。
彼らは11月と12月にポルトのSuper Bock Arenaで開催されるポルトガルの国民音楽祭Portugal ao Vivo(Portugal Live)でもフルシステムを提供する予定です。ここでは24人のアーティストをフィーチャーします。
ここでLVT Audioは、40台のMLA Compactのうちの36台を2アレイに吊り(片側18台ずつ配置)、16台のMLA DSXサブウーファーをブロードサイドカーディオイドサブアレイに配置します。アウトフィルには24台のMLA Miniを2アレイに吊り(片側12台+3台のMSX)、さらに4台のMLAコンパクトをニアフィル、サイドフィルに使用する予定です。W8CとWS218Xサブウーファー4台ずつがステージフィルを固めます。
まとめとして、Miguel Lindo氏は次のように述べています。「MLAは、ポルトガルのライブエンターテインメントの様相を変え、劇場やアリーナの音響を改善するのに貢献しました。採用機材にMLAを選択して以来、音質が比類のないほど向上しました。MLAは間違いなく世界で最高のシステムであり、私たちを最高レベルに引き上げてくれます。」