DUSKミュージックフェス、会場外の騒音問題をMLAが解決
Soundwave Inc.はアリゾナ州トゥーソンのArmory公園で行われたDuskミュージックフェスにMartin AudioのMLAコンパクトシステムを提供しました。
この催しはKaskade,、Rezz、Two Door Cinema Club、Arizona, Cray、Fitz and The Tantrums、 Goldroom、Malaa,、Tokimonsta,、Wax Motif、What So Notなどを含む EDMやR&B、Indie Alternative PopやRockアーティストをフューチャーした2日間に及ぶフェスです。
イベントの取り組みについて質問されたSoundwaveのMark Pacheco氏は、会場がトゥーソンの中心部に位置しているため、場外の騒音軽減が特に懸念事項だったと答えました。「Armory Parkはビジネス街や住宅街に囲まれています。またメインステージ用のPAはホテルやオフィスなどの商業ビルのある中心地に向かって設置されています。」
「実際、場外の騒音軽減は大きな問題で、近隣の一部の人々が今年のイベントを中止するために連携し、地元のニュースで不満を述べていました。フェニックスの大規模なEDMプロモーションカンパニーのRelentless Beatsと共に4年間にフェスを行ってきたプロモーターPage Reppは、最終的に音響レベルと場外の騒音をコントロールするという特定の条件下でのイベントへの賛同を得ることが出来ました。」
「MLAなしにはこのイベントを行うことは出来ませんでした。300フィートをカバーするために設置した12台のMLAコンパクトで、近隣住民の要件を満たしながらも観客エリアをカバーすることができました。もともとステージから100フィート離れたFOHで100〜105dBを維持しながら、場外では70dB以下に保ちたいと考えていました。」
フェスのプロモーターであるReppは彼のチームとMartin Audioのエンジニアが会場外の騒音問題についてどのように取り組んだか更に詳しく話しました。「地元のエンジニアとMartin Audioのチームを集めて、事前にサウンドを最適にする方法を計画しました。MarkはMartin AudioのJoe Limaと協力して、本番中にも微調整しました。上手くいかなければ次はないというかなりのプレッシャーがありました。」
Pageは次のように説明しました。「騒音制限を守るため、5人一組のチームで場内、場外の音響モニタリングをリアルタイムで行っていたので、音を出した時に、会場外の1ブロック、2ブロック、3ブロック先でどのような結果になっているか正確に把握することが出来ました。所定の場所で基準値を超えたことはありません。我々の目標は直近のエリアで70dB以下であり、平均で66dB、ほとんどの場合はそれを下回ることでした。2、3ブロック離れた場所では60dB代、または50dB代も記録しました。どの場合でも、周りの交通音の方がフェスの音よりはるかに大きかったです。」
「Hard Avoid機能を使用して、特定のレベルに下げることが出来るMLAシステムの能力は非常に有効です。観客エリアを歩いて実際に効果を体験しところ、観客の後ろに行った際に、サウンドはあるポイントで劇的に静まりました。住宅街のすぐそばにうまくHard Avoidを設定することができたので、ステージ前の6000人の観客への音を抑えることなく、効果的にコントロールすることが出来ました。」
「MLAのサウンドが私は大好きです。これほど素晴らしい音を出せるシステムは他にありません。とくにライブバンドの場合は綺麗で明瞭で反応が良くて・・・本当に素晴らしい。」
Page同様、Markはシステムのオーディーパフォーマンスについての彼の気持ちをまとめました。「音質に関して、Martin Audioには一定のカラーがあり、これは長年にわたってあらゆる種類の音楽で機能していました。MLAは現場で素晴らしい音を出し、カバレージはスムーズで前方から後方、端から端まで均一です。ヘッドライナーの1組であるTwo Door Cinema Club のFOHエンジニアは彼これまで使用してきた中で最高の音のストリートフェスティバルPAだと評しました。」