SYSTEMMAX AVLがSAVIOUR UMC教会をMartin Audioでアップグレード
オハイオ州、シンシナティ、SystemMax AVLはもともとSaviour United Methodist教会には地元の建築会社の設計と管理を行うコンサルタントとして参加しました。そしてこの度、音響機器のアップグレードと照明機器の施工を完了したことをお知らせします。
SystemMaxのDarryl Johnson氏は説明します。「我々は礼拝堂の音響システムの再設計と施工を完了しました。このスペースは現代的な電子楽器を使ったキリスト教礼拝と、オルガンと合唱隊による伝統的な礼拝とが分けて行われています。」
「空間はひどく残響があり、インディアナポリスの音響コンサルタント、Haverstick Designsを連れてきて、空間の測定と推奨される許容範囲での手直しの意見を聞き、Martin AudioのCDD/CSXスピーカーシステムをElation Pro Lightingと一緒に施工しました。」
JohnsonのパートナーMaxことMaxwellは付け加えます。「Saviour教会は80年代後半から90年代前半に建てられた現代的な建築で、礼拝エリアはたくさんの石膏ボードと、その壁の60%は演台後方の大きなステンドグラスを含み、ガラス質で、これらすべてが相まって残響時間は4〜5秒ありました。ガラスは特に追加処理の仕様がないので難しいですよね」
「コンサルタントの勧めにより、我々はProsocousticの2インチの吸音パネルを、側面の壁面を中心にその形状に合うよう様々な大きさにして取り付けました。この処理によって、残響時間は2秒以下におさめることができました。」
Martin AudioのシステムはCDD12、CDD8にCSX212サブウーファーを組み合わせたものです。Darrylは付け加えます。「既設の状態では、サブウーファーをグランドスタックしたり、ステージ下におさめたりする場所がありませんでした。ですので我々はLRにサブをフライングし、会場のセンターにもCDD12をフライングしました。ここは天井がより高くなっている位置ですね。そしてアウトサイドのLRにもCDD12を吊りました。ここは天井が低い場所です。教会の後方にはディレイスピーカーとしてCDD8を、天井の上側と下側に3本ずつ設置。幸運なことにすべてのスピーカーを吊ることができました。」
システムのパフォーマンスを聞かれると、Maxは答えます。「素晴らしい音ですね。Earthworksのペアマッチングされたコーラス収音用マイクを使うのですが、CDDスピーカーはこれらのマイクが収音するクリアさと音質を見事に再生してくれます。教会はRolandの電子ドラムも使いますが、すべてのドラムが完璧にすごい低域レスポンスで再生されます。」
「そしてDarrylも私もミュージシャンなのですが、今回私たちが注力したのは説話のときの明瞭性です。これが一番大事ですからね。牧師が話していても誰も聴き取れなかったら全く意味がありません。」
「私たちはCDDの指向性コントロール、広い指向性、高域ドライバーの機能のおかげで、この設備にとって最適なチョイスだったと思うし、すばらしいものになりました。CDDのスピーチ明瞭度は抜群です。」Maxはこう締めくくります。
「CSXサブのことですが、音楽再生能力は思っていたとおりのものでした。クライアントは感激していましたよ。この物件は大成功で、すごく音が良かったので他のお仕事もいただいています。」