Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2022年2月15日

イタリアLOFT01の新しいイベントスペースにWPが導入される

イタリアの都市プラートの中心部にあるLoft01は、元々倉庫だった建物を改築した、ラウンジ/レストラン/カクテルクラブです。座席数は90席で、誕生日の催事や結婚式、展示会、ダンスパーティーなど、あらゆるタイプのイベントに合わせてカスタマイズできます。さらに設備の利用者は、CLS Serviceが導入したMartin Audio Wavefront Precision Mini(WPM)を含むテクニカル機器の恩恵を受けることもできます。

これはより多くのSPLが必要な、たとえばオープニングのオールナイトイベントのような特別な催事で使用されます。オープニングパーティーでは有名DJ兼プロデューサーのNicola Zucchi氏がプレイし、Martin AudioのiKONアンプから2ボックスレゾリューションで駆動されるWPM(SX218サブ2本の上に片側4台ずつスタック)はフル稼働。さらにLE100でモニターが提供されました。

普段会場に常設されているのはMartin AudioのBlackline X10とS15サブウーファーのセットで、通常営業時に使用されます。

設備のインフラは非常に柔軟で、さまざまに組み替えることが可能です。制御アプリが実装されているため、パラメータを変更することでLoft01はレストランからクラブに変身します。全シグナルはDanteネットワーク上で行われるため、ミキシングコンソールはイベントに合わせてどこにでも設置できます。

CLS Serviceの代表Duccio Mitola氏は、オーナーであるJonny GergesSaad氏からこの基準を満たす契約を称賛されました。「彼に初めて会ったのはCastle FilattieraのイベントでDJとしてMartin AudioのICT300とWS18Xサブでプレイしていた時でした。数日後に彼はCLS Serviceの顧客になり、海辺でのイベントに関して連絡をくれました。それ以来多くのイベントに関わってきました。」 現在彼はLoft01を運営するConcevent Srlsのオーナーでもあります。

コロナによるロックダウンのため、現在はソーシャルディスタンスを確保したレストランとしてのみ営業しています。

システムを最適化するために、CLSはMartin AudioのDISPLAYソフトウェアを使用し、SmaartとRTAマイクで会場を調整しました。Duccio氏は次のよう述べました。「非常に複雑な環境でした。Loftは硬い倉庫用のフロアなのでPAはスタックで設置されました。高さ約7m、長さ20m、幅9mと天井が非常に高く残響の多い空間ですが、DISPLAYとSmaartのおかげで素晴らしい結果を得ることができました。」

壁に投射するビデオプロジェクターがあるため、投影にかぶらないようにPAはDJブースから離れた2つのタワーに設置する必要があったと彼は説明しました。
「トップにアレイがあるのに、サブを隅に配置するのは決して最良の選択ではありませんが、WPMの性能で相殺されます。実際このシステムをセットアップするのは本当に楽しかったです。」

DISPLAYのHard Avoid機能を最大限に活用して近隣への音漏れを防ぎました。「隣人の生活を妨げないように努めました」と彼は述べました。

新しいPAに対するオーナーの反応についてDuccio Mitola氏はこう報告しました。「WPMがとてもコンパクトで、更に片側4台のみのしかないため、彼は最初、少し懐疑的でした。しかし音を聞いたとき、音の明瞭さときらびやかさに驚いていました。」 Jonny Gerges Saad氏も同意しています。「これは本当に素晴らしいセットアップです。非常にパワフルなサウンドを生み出すだけでなく、見た目も最高です。」

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