長岡まつり大花火大会がMARTIN AUDIO WPC, WPSと共に3年振りに開催
コロナ禍の影響で中止されていた“長岡まつり大花火大会”が3年振りに新潟県長岡市にて開催され、そのメインシステムとしてMARTIN AUDIOのWPシリーズが採用されました。
長岡大花火大会は1879年に長岡市で初の花火大会として始まり、140年以上の長い歴史を持ちますが、第2次世界大戦後は長岡市の復興と世界平和を強く願う長岡市民の思いを込めて毎年8月2・3日に開催されており、前回の2019年には108万人の観客動員数を記録するなど「日本三大花火大会の一つ」と称されています。
長岡大花火大会は長岡市内を流れる信濃川の河川敷で行われるため、メインのオーディエンスエリアは凡そ500m x 200mの広範囲となりますが、花火の景色を遮らないようにサウンドシステムの設置位置が高さ3m以下に制限されているため、小規模のシステムを複数分散する方法でオーディエンスエリア全体をカバーしています。
WPC/SX218 : 4/1 x1と 4/2 x2をMIC合同会社と株式会社洋琴舎、WPS/SXCF118 : 4/2 x1, 6/2 x2を新潟照明技研株式会社がそれぞれ持ち寄り、50m間隔でセッティングされました。システムに要求される条件はオーディエンスエリア全体に対し、花火のプログラム中に明瞭度も持って確実にBGM、MC、そして非常時のアナウンスを提供する事。
音響統括プロデューサーのMIC合同会社遠藤氏は、「今まで様々なメーカーのシステムを試してきましたが、花火の爆発音の中、この広域のオーディエンスエリアをレギュレーション内でこんなに均一化出来たのはMARTIN AUDIOのシステムだけだった。WPC、WPSの混在でも全く違和感なくミックス出来たのは、MARTIN AUDIO社製品の統一感によるものだ」と語っています。