Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2015年9月29日

台湾の歌姫、Jolin Tsai の大規模ツアーでMLA が選ばれる

■センターステージ形式でも高品位なサウンドを約束

自国台湾のみならず、中国そしてアジア圈で絶大な人気を誇るアーティスト、Jolin Tsai(ジョリン・ツァイ)。

1999 年のテデビュー以来ミリオンセラーを次々と記録。また台湾 のグラミー賞とも呼ばれる「台湾金曲奨」で数々の受賞歴 を持つなど、その実力に裏打ちされたパフォーマンスの高さは多くのファンだけでなく、各方面からも大きな支持を得ています。

2015 年 5 月からスタートした 4 度目のライヴツアー「PLAY World Tour」は台湾そして中国全土に加え、アジア圈の大都市を巡回。会場はすべてアリーナクラスという大規模なもの。そのツアーで Martin Audio の「MLA」システ ムが活躍しています。

一般的なエンドステージ仕様に加え、センターステージ形式でも開催される会場も多いこのツアー、舞台が場内の 中央にある場合、反射の影響などで音響制御がことに困難 を引き起こしやすいとされ、エンジニアの悩みは大きくな ります。それを見事に解決へと導くのが「MLA」が持つ独自 のマルチセルラー方式。サービスエリアの範囲をあらかじめ決めておくことで、不要な場所への音の放射を-30dB以上の数値で遮断プランナーがイメージしたとおりのサウンドが会場を選ぶことなく実現します。

このツアーで使われる「MLA」は 11本を連ねたアレイが8基、立方体に組まれたステージトラスの各コーナーに沿ってフライングされます。そのサウンドはまさにクリア& クリーンそのもの。コンソールから出力されたミックス信 号のまま、前方の客席から上層階、そして奥まった後部座席に至るまでそのクオリティに何ら変わりはありません。

■DIVAに手が届く

今回のツアーでフェーダーを握るのは「MSI JAPAN」の曽我征彦氏。これまでの実績と何よりその腕の確かさを認められ、この現場に招かれています。「MLA がこれまでのスピーカーシステムと決定的に違うところ、それはオプティマイズ後の品位の良さです。とにかくスタート地点が高い。自分が好む少しのさじ加減を加 えるだけですぐにサウンドチェックが開始できます」

そのことは時間の短縮にもつながり、すべてをスムースに運ぶ大きな要素。今では現場に欠かせないツール。と、きわめて評価は高い。
また、今回のツアーではさまざまにアレンジされた楽曲が並びます。サブウーファーを駆使するクラブミュージック系や一転して落ち着いたバラードなど、そのバリエーションは多岐に渡るものの、曽我氏は冷静かつ縦横にサウンドをハンドリングしています。

「MLA を使い出してから、わずかなフェーダーや EQ の動 きにも音が的確に反映されます。緻密なコントロールが必要になりますが、それこそ本来の姿ではないでしょうか。 おかげでミュージック・ディレクターからのリクエストにも万全に応えてくれます」
1万人を超える観客のひとりひとりに同じサウンドが届 く。DIVA の歌はもとより、声の表情や息づかいにいたるまでがまるで手に取るよう。「MLA」の真価がここでも発揮されています。

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