Martin Audio Japan

ニュースリリース
News Release
2018年5月21日

DBS MUSICのライブサウンド学科の学生たちがMLA MINIで洞窟でのPAに挑戦

洞窟の中でコンサートなんて普通ではありえません。しかし新しいEPのリリースコンサートとなるコーンウェルのバンドHaunt the WoodsのJonathan Stafford氏がプリマスの音楽専門学校dBs MusicにPA systemの供給を依頼した時、 dBs MusicのチームLive Soundは、またとない挑戦のチャンスだと考えました。

Liskeard 郊外の洞窟。500席キャパの客席エリアを均一にカバーするサウンドシステムをオプティマイズするということの大変さは、公演で使われる機材に関し、慎重な選択が要求されました。しかし新しく入手したMartin Audio MLA Miniシステムは、これを実現するために完璧なソリューションだったのです。

dBs Musicの講師であり、自身もライブサウンドのエンジニアであるOlly Wickes氏によれば、新しい世代のPAシステムの議論は1年以上前からあったようです。MLA Miniを勧めたのは、この学科の創立者の一人でもあるSimon Honywill氏でした。彼はMartin Audioアンバサダーでもあります。さらにMartin Audioの新人プロダクトサポートエンジニアBen Tuckerが学校の卒業生だったということも繋がりを強めました。

PAシステムは片側8本のMLA Miniエンクロージャーが2本のMSXサブウーファーにスタックした状態で、Display 2.3ソフトウェアでオプティマイズ、ネットワークでVU-Netソフトウェアを使ってコントロールされました。

Ben Tuckerは1日かけて新しいMLA Miniシステムがきちんとその能力を発揮するよう現場立ち合いをしました。学科長のJim Parsons氏、Olly Wickes氏、さらに2年生のNicole Higginsさん、Lee Chanceさん、Kate Mossさんといった面々とチームとして行動しました。彼らはサポートアクトのThe TreesやJamie Yostといったアーティストのミックスを担当しつつ、ヘッドライナーのHaunt the WoodsのFOHエンジニア、Bruce MacDonald氏をサポートしました。実は彼も卒業生なのです。

「我々は一緒に頑張りました。観客だけでなく、出演する3つのバンドがうまくできるように、Sennheiser G3 IEMやMartin Audio LE1200Sステージモニターを組み合わせて使用しました」とWickes氏は言います。

「洞窟でコンサートをやるのは2回目だったんですけれど。環境は寒くてジメジメしていて、でも我々はソフトウェアで湿度の影響も、反射の影響も調節することができました。ディレイシステムとしてCDD-LIVEも持って行っていたんですが、必要なかった!」
Olly Wickes氏によれば、McDonald氏自身もこれまでバンドのオペレーションをやった経験から、PAシステムが如何に素晴らしいかということについてコメントしていたそうです。

彼はこれが長いMartin Audioとのご縁の最新の成功例だと言います。それは12年前 dBs がThe Hubという会場を作り Martin Audio WT3とWSX を導入したところから始まったご縁です。この会場はdBs Liveのトレーニング施設として今も毎日使われています。

「MLA Miniをもう何回も使ったけれどいつも100%パーフェクトです。洞窟のPAの技術的な難しさにもかかわらずうまくいきましたし、関係するみなさんの尽力と成果を誇りに思っています。」

「オプティマイゼーションをお手伝いすることができたのはとても良かったです。そしてMLA Miniをこの夏いくつかのフェスティバルや実際の現場で使用するのを楽しみにしています。」

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