MLA COMPACTがTWSTD FESTIVALでサーカスと共演
UK最大の冬のミュージックフェスティバルとして、Butlins(スケグナス)の大きな休暇用キャンプ場を会場に、TWSTDフェスティバルが2週の週末に渡って開催されました。
今年は「吹き替えサーカス」と題され(そのテーマに基づき)これまでも様々な場面でイベントをサポートしてきたMartin AudioパートナーのStage Audio Service(SAS)がMLA COMPACTを使用してPAを行いました。
イベントの制作会社Zero Degrees Eventsの指示で、SASは片側10本のMLA Compactを吊り、10本のMLXでブロードサイドアレイを構築しました。
SASのNat Hopking氏は語ります。「MLAは騒音レベルに関して妥協なくイベントを行うための解決策として、Zero Degreeに要望されました。周辺住民対応のために課せられた規制もありますしね。しかしこのシステムのおかげで、オフサイトでのノイズは全く問題がありませんでした」
DJ EZ、Lathal Bizzie、Hannah Wants、Sigma、Tom Zanettiといったアーティストのステージということで、SASはもともと片側12本のキャビネットを要望していたのですが、これは必要ではないと証明されました。「結果的に、MLA Compactはこんな小さいキャビからすごくでかい音がするので10本で十分でした。 Martin AudioのDD12がフィルとして用意されていたのですが、ステージのつくりとバリケードの位置から言って、結局必要ありませんでした」
Hopking氏はシステムテックとFOHエンジニアの両方をこなします。DISPLAYソフトウェアで会場のマッピングをし、測量が正しいかを確かめ、ステージは「ハードアボイド」に設定しました。
必要な音量を得るのに全く問題はありませんでした。「本当にこのスピーカーは魔法だな!」彼は興奮します。「FOHが45mの距離でも継続的に112dBAを維持できて、でもPAがいっぱいいっぱいな感じがしない。すごいことだ!そしてもしFOHを5mも離れれば、どれだけでかかったかと会話をすることができるくらい静かだ」
各セクションのスタッフは全員とても感激したそうです。Hopking氏は「あと、モニターマン(Henry Cook氏)がMLXの音で彼のウェッジが動いちゃったって騒いでたよ」と付け加えました。
彼はMLA Compactの最大のメリットの一つはサウンドの制御が手の内にあることであると言います。
「システムの明瞭度は素晴らしく、出せるボリュームも本当に衝撃的だ。MLXは私にとって世界最高のサブウーファーの一つだ。とても音楽的で、しかもものすごくパワフルだからね。」