COUNTDOWN JAPAN 18/19: Martin Audioスピーカーが活躍
毎年恒例となっている年末のビッグイベント、「rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 18/19」が今年も幕張メッセ国際展示場にて開催され、多くのMartin Audioのスピーカーが採用されました。1年の締めくくりに多くの音楽ファンで賑わうこのイベントは12/28、29、30、31の4日間に渡り、総面積72000平方メートルの1〜11ホールと最大9000人収容可能なイベントホールを合わせて5ステージが設けられ、出演アーティスト179組、約19万人を動員します。
今年も5会場のうち最大規模のEARTH STAGE をはじめ、GALAXY STAGE、ASTRO ARENAの3会場でMLAスピーカーが活躍。またFood AreaではWPMが食事時のBGMに華を添えました。
一番大きいEARTH STAGEでは片側20本のMLA(内1本はMLD)をメインに、アウトサイドには片側6本のMLA、サブウーファーはMLXの3段スタックがステージ前に12か所設置され会場を盛り上げました。このサブウーファーは3本のうちの真ん中の1本を逆向きに設置したカーディオイドサブセッティングとなっており、その上にはフロントフィルのMLA Compactが設置されました。
また、今年はASTRO ARENAで新製品のTHVをサイドモニターとして採用。
THVは単独のキャビネットでワイドレンジの再生帯域を高出力で実現するため、幕張メッセのような大型の会場のサイドに最適です。
ウェッジにはXE300が12本用意されました。これらはすべてiK42アンプで駆動されます。VU-NETソフトウェアをつなげることで、出力の監視や、出力ゲインの調整など、一元的に行えるのがメリットです。
ASTRO ARENAモニターケアご担当のMSI JAPAN 米田氏にお話を伺いました。
「XE300は乗り込みのモニターエンジニアさん達にも好評です。バンドによって、あるいはエンジニアさんによって、アンプの出力ゲインがソフトウェアを使って一括で変更できるのは便利ですね。12系統を手打ちで変更するのは大変ですから。ミキサーを振らしたいエンジニアさんが多かったので、結局アンプの入力は絞って使っています。」
EARTH STAGEのXE500の採用に引き続き、ASTRO ARENAのXE300・THVの採用。フロントだけでなく、モニター環境にもMartinの普及が進んだフェスティバルでした。
2018年も国内外の様々なイベントで活躍したマーチンのスピーカー、
2019年は新製品も続々入荷予定です。引き続きよろしくお願いいたします。