The KillersのUSでのWonderful Wonderful ツアーに Delicate ProductionsはMartin Audio MLA systemを提供しました。 このツアーではざっと挙げただけでもNYのBarclays CenterやMadison Square Garden、シカゴのUnited Center、マイアミのAmerican Airlines Arena、ロスアンゼルスのStaples Centerといった著名な会場を廻ります。
メインPAは34本のMartin Audio MLAと2本のMLD ダウンフィルキャビネットで構成され、サイドは34本のMLAと2本のMLDで、リアには16本の MLA Compactが設置されます。31本の MLX サブが7か所に、3本ずつのカーディオイドサブセッティングで設置され、均一なカバレージをコントロール、さらに片側5本のサブもカーディオイドサブにして吊られます。また6本のMartin Audio WT2フルレンジキャビネットがインフィルとして使用されます。
“The MLA, MLX, MLA Compactシステムはアメージングだ”
Delicate Productions のSmoother Smyth氏は言います。
Delicateのスタッフは音響チーフのNate Lettus氏、Chan Howard氏、Ben Bruns氏 (システムテック)、Chip Valentino氏 (モニター)、Andrew Neumiller氏 (ステージ)といった面々。
最近ラテンアメリカのツアーをサポートし、この夏にはBottleRockフェスティバルやBonnarooフェスティバルといったイベントを控えたDelicateにこのツアーについて聞くと Smoother Smyth氏は説明します。 「Delicate Productionsは北アメリカでのthe Killersのオーディオベンダーですが、このツアーではSES (Special Event Services)のWinston Salem氏に大変お世話になっています。すごくたくさんキャビネットを持っていますからね。」
“目標はクライアントに対してUKでキャピタルサウンドが用意した機材とできるだけ同じものを供給するでした。同じ感じでシームレスにできるようにね。」Smoother氏はこうも付け加えます。 「これにはMLAやMLXのドリーも必要でした。そしてカミシモのエレクトロニクスのカートもね。このカートは吊りのリグやケーブル類を収納できるもので、仕込みやばらしが驚異的に効率的になりました。」
「MLA、MLX、MLA Compactシステムはアメージングです。古いことわざに‘物は使いよう’って言いますが、まさにそんな感じ。バンドエンジニアのKenny KaiserやMarty Beath は初日から完璧だったよ。」
最終的にSmoother氏はこう締めくくります。「いつも通りthe Killersでは素晴らしい映像照明演出があって、我々音響チームも効果的にショーに貢献できるのが嬉しく思っています。今までかかわったイベントの中で最も思い出に残るんじゃないかな。スタッフの尽力にもありがとうと言いたい。彼らの貢献はいいつくせない。」